大きな欅の板に「校歌」を書きました

母校の校歌を 欅の板に書きました。
読み易く 調和体のような作品に 仕上げようと思いました。

その為に 「良寛」の書体を選定、集字しました。

実寸大の紙に 原稿を書き いよいよ本番です。


長さ3.15m 幅95㎝の板に書きました。

筆は之謙用毫の小(4,7㎝)、墨は木簡墨。

所要時間1時間、原稿はあるものの誤字と字の流れには要注意。

紙と木の筆触は異なり、感覚を掴むのに一苦労です。

薄氷の上を歩いて 対岸に渡るような緊張は、体重が激減する形で表れた。

後輩達が私の書いた「作品」を見ながら歌うと思うと「充実した人生を」と念じられずにいられません。

 

  2014年6月6日(金)芒種 旧暦(6月)12日  No12

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コメント: 2
  • #1

    東岡 英子 (月曜日, 09 6月 2014 20:21)

    先生、大変ご苦労様でした。画面からは、立てかけた字が拝見できないので少し残念ですが、大変素晴らしい作品になったのは間違いない!と思います。実物をぜひ見せていただきに行きます。(卒業生ではないので日尾さんと一緒に)40分くらいとおっしゃっていましたが、やはり緊張感が一時間という時間になったのでしょうか?集中+緊張の一時間は、充実感はもちろんですが大変過酷なものだったと思います。でも本気は本気につながります。後輩のみなさんは、きっと身が引き締まる思いで校歌を粛々と歌われると思います。

  • #2

    (水曜日, 17 12月 2014 16:53)

    私にとっても母校の校歌
    だけど、忘れてしまったかも。
    メロディがあれば思い出すかも。
    お疲れ様でした。