
今日は立秋。朝5時半に 犬の散歩に行きました。
ひんやりとして、もう秋だなあと思ったのも
束の間、太陽が昇ると 気温はぐんぐん上がって
30度。秋の感じは消えてしまいました。
最近の季節感は 不快感を超えて、恐怖さえ感じます。
二つ作品は 2006年・2007年に書いた作品。
志賀 勝著「月の誘惑」(1997年初版)を読んで、太陽暦では
味わえない幸福感を 感じました。
1872年(明治6年)に採用された太陽暦は きちんと年月が決まり
農業など産業の社会には 便利です。春夏秋冬は おおまかにわかり
ますが、細やかな季節感はわかりません。 「二十四節気・七十二候」を
重ねることで、より鮮明になりました。
「二十四節気・七十二候」は古代中国(522年)で出来ました。太陽の
運行する道(黄道)を24等分して それぞれ名前をつけました。
8月7日が「立秋」と 言われてもピンとこないのは 古代中国での
呼び名を そのまま日本列島に あてはめたからです。
「七十二候」は 「二十四節気」をさらに三等分して、より細かな季節を
表現しています。8月7日が「涼風至る」というように。
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福 (火曜日, 02 12月 2014 10:51)
これは懐かしいですね!
楽しい 目に焼き付くような作品ですね!