
今年は8月末から長雨で お百姓さんたちは
雨天を縫うようにして 稲刈りをしています。
今日は「白露」で「中秋の名月」。きびだんご
と一緒に新米を食べました。
新米はモチモチして美味しい。混じりけなし
の真水を田んぼに入れるのですから当然です
が、稲作り名人の腕がものを言います。
私の家は親の代から 同級生のU君からお米をわけて貰っています。
U君は小学生の頃から おじいさんの腕の中に包まれるように、牛と一緒に田んぼを鋤いていました。田んぼのない私は それが羨ましく、いいなあと思いながら眺めていたことを思い出します。
牛から機械に変わりましたが、今は孫息子を 機械の台に乗せて作業しています。微笑ましい風景ですが、小さい頃から田んぼに馴染ませる事は、後継者を育てる上での 必須条件です。
田んぼの世話は大変です。田植え、水の管理、草取り、施肥、取り入れまで約4か月気が抜けません。電気柵を張って 鹿、猪などの獣害から稲を守らなければなりません。このような手間、費用を換算すると割りに合わないと言いますが、黄金色に染まった稲が 強風に倒れることもなく、なびいています。
そんな技術を身につけ、美味米を作るU君は「稲作り名人」です。
2014年9月8日(月)白露 旧暦8月(葉月)15日 No19
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福 (火曜日, 02 12月 2014 11:08)
新米は、どこのお米より美味しかったです