調和体作品を書く その1

調和体作品は 全く別の新しい分野の

書芸術です。「漢字」や「仮名」のような

完成されたイメージに 影響されると、

迷路にはいります。従来の臨書や構成など

の勉強方法を 捨てることです。

右は 岡本太郎の言葉を 稲の二番穂

(ひつぢ)で書きました。  

左 陶淵明の詩 5人の息子のことを愚痴っています。

右 小泉信三が 息子の信吉にあてた手紙。良寛の文字を集字しました。


白隠は大衆に仏法を 広めようと、難しい仏語を解かりやすい文字や絵で書き、

蕪村は 絵入りで「奥の細道」を書いています。また良寛は「食べ物を下さい」

と無心する手紙を残しています。一例ですが、それぞれ立派な調和体作品です。

   2014年11月7日(金)立冬 旧暦閏9月15日 NO23

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コメント: 1
  • #1

    (火曜日, 02 12月 2014 10:41)

    見ました。