正月飾りを始めました

二至四立(冬至・夏至・立春・立夏・立秋・立冬)を軸に「二十四節気」が定められ、なかでも冬至は、その中心。私の感覚では この日を境に序々に日が長くなって、寒さが和らいでいるように思います。

友人の庭師・蓬庵さんが 正月飾りの盆栽を 持ってきてくれました。軸の話題になって33年前に書いた

軸の縁起を取り出してきました。

背景の軸は 古谷蒼韻先生の万葉集「若乃浦」。

画には意味があります。滝を昇る鯉の画は出世。四季の花で 梅は子宝や財産に

恵まれる。菊は言う事を叶えてくれる。南天は 難を転じる。牡丹は百花の王。

山水の図の内 老人が描かれていると 長寿を意味し、冬景色は幸福が来る事、

舟や橋は 世渡りが上手く行くように、家の画は 家の平和の意味がある。

松・鶴は昇格、松・鯉は何事にも勝つ。雀は商売繁盛、孔雀は福を招く、虎は家の守りと言うように それぞれの願いが込められているのです。

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コメント: 2
  • #1

    東岡 英子 (月曜日, 29 12月 2014 20:54)

    画の意味、興味深く読ませていただきました。鯉、南天くらいは知っていましたが、梅、菊、牡丹、冬景色、舟や橋、老人などの意味は全く知りませんでした。勉強になりました。今年も教室で、ホームページで本当にたくさんのことを学ばせていただきました。宿題をしない劣等生ですが、出席することを最大の目標に来年も教室に通わせていただきます。よろしくご指導くださいますようお願いします。今年一年ありがとうございました。

  • #2

    (水曜日, 25 2月 2015 12:34)

    最後の絵は虎??見えない ww