檀家寺・常信寺のお祭り

4月3日(日)は我が檀家寺・常信寺において、親鸞聖人750回大遠忌法要と

本堂修復落成慶讃の法要が大々的に営まれました。

この日は 危ぶまれた雨もポツリポツリ程度で 230人の稚児練り行列は古式

にのっとって、ゆかしく壮大に行われました。

 

当山は 法養山常信寺と言って、浄土真宗・西本願寺の末寺。いなべ市大安町石榑の照光寺の傘下であり、江戸時代の延宝丁巳5年(1677年)3月に創建。

開基の僧「真悦」から数えて、当代住職(平成3年から)は14代になります。

昨年から 門徒の他、有縁の人の懇志により、本堂の修復がなされました。

私も門徒の一人として この事業に加わり、特に筆書の分野で 貢献させて

頂きました。

 

 書院襖書「帰入功徳大宝海、必獲入大會衆数」(正信偈の一節で、本願の名号

      に帰し、大いなる功徳の海に入れば、浄土に往生する身と定まる

 本堂額「安穏」(安楽で平穏無事なこと、何の悩みも迷いもない悟りの境地)

 扁額①「吉日良辰」(良い日、良い朝。辰は昔の時刻読みで午前8時ごろ)

 扁額②「安分守己」(分に安んじ己を守る。自分の身の程をわきまえ、高望み

           をしないこと)

 

    2016年4月4日(月)清明 旧暦 2月27日 NO59