熊本地震被災者の皆様にお見舞い申し上げます

三重県明和町出身の女子学生(20)が阿蘇キャンパスから帰ってきて、地元の

新聞記者に「16日午前1時25分に 起きたマグニチュード7,3の地震は

洗濯機の中にいるようだった」と伝え、その激震の様子がよく理解できました。

震度3~6程度の余震が今も頻発していて 最近の地震とは様子が違います。

その恐怖を想像するだけで、遠くに住む私達は 熊本周辺の人々に何とお見舞いを申していいかわかりません。

活断層のことは 平成19年(2007年)4月15日(日)に当地を襲った

震度5強の地震の時「30年以内に震度6弱以上の揺れが起きる確率が、津市は

全国第2位(85,9%)だと報じられて驚き「防災待ったなしです」と言う

特集(民・児委員のたより)を組んで市民に啓発しました。

「防災科研」の発表する予測地図の確率の事ですが熊本の人は8%(2014)

と言う数字に 安心されていたのではないでしょうか。

立命館大学の高橋学教授は「南海トラフの前奏曲のようだ」と他地域への連動・

連鎖を警告しています。

 

現代の人は事件が多くて 1年もすると忘れがちですが、自然界の推移は「10年1日」の如く動いています。

油断せず、自然界の異変を注意して見守りたいと思います。

   2016年4月20日(水)穀雨 旧暦 3月14日  NO60