
異業種とのコラボレーションは刺激的で面白い今回は10月29日・30日に開催した「盆栽と書展」の紹介をします。
盆栽を陳列するのは山中正好(蓬庵)さん。
30年にわたる友人です。山中さんは この日に照準を合わせ、特に実をつける樹の調整は
苦労するようです。後ろの壁には松溪塾生の自由参加作品と 私の作品を飾ります。
「盆栽と書展」を始めて開催したのは 1987年(昭和62年)1月30日~
2月1日でした。
会場のショッピングセンターの展示場の申し込みが 急でしたので、空きはありませんでしたが、係の人が「盆栽展の後ろの壁は何もありませんから、聞いてあげましょう」と連絡をとってくださったのが 山中さんとの出会いです。
コラボレーションの一番大切な条件は 互いの信頼関係です。毎回のことですが
双方、阿吽の呼吸で調和をとります。
会場は そんなに広くはありませんから、20点ぐらい並べたらいっぱいになります。
門下生の人は 知り合いの方に声をかけているようですが、私は普段着の展示会ですから、案内状は出しません。たくさんの人に見て戴くのも 大切なことですが、自分の作品を並べて 足らない所を見つけ、これからやるべきものを探す事が重要だと思っています。これが 長年続けてきた私の流儀です。
買い物客が 立ち止まって見て下さる様子から ヒントを貰うこともあります。
「コラボレーションⅡ 木工扁」は 小学校の同級生K君と共催する「喜寿迎える同級生の 書画と木魂展」(12月16日~20日)の様子は12月21日<冬至>のホームページで紹介したいと思います。
2016年11月7日(月) 立冬 旧暦 10月8日 NO73
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まきこ (月曜日, 07 11月 2016 20:30)
「盆栽と書展」拝見させていただきました。
表具をして、大きな場所に展示することで、今まで見えなかった(気づかなかった)次の課題が見つかることが私も楽しみです。
私の教え子たちも、「お洒落をして出かけたけど、ちょっと違った」という自分の経験に重ね合わせ、展覧会に自分の作品が並ぶことを楽しみにしているようです。
ひろみ (日曜日, 13 11月 2016 11:41)
コラボと一口で言えば簡単ですが、ほかのジャンルの方と呼吸を合わせるのは
何かとむつかしいものです。
それがこんなに調和しているのですから
これは偏に松井さんのお人柄によるものでしょう。