我が「遊歩庭」

左は 我が「遊歩庭」に植林した記録を屏風仕立てにしたものです。

樹木が成長すると 解らなくなりますから、このような形で 覚えにしたのです。

今日の気温は 前日に続き、30度を超す夏日になりました。地球温暖化が言われて久しいですが、我が家にエアコンを入れたのは2007年

夏です。それまでは 日中の猛暑を凌げば、

朝夕の涼風で夏の気分が味わえていました。ところが、近年はこの里山でさえ、熱帯化の波が押し寄せて来ています。

この暑さから 身を守らなければならない。エアコンの他、自衛の手段の一つが

自宅の周囲を緑化することでした。我が家が、比較的涼しいのは 水を張った田んぼの上を川風が吹き、家の周りには樹木があるからです。

その樹木が 危なくなりました。樹齢200年を超す椿や椎木が勢いを失って、枯れ出したのです。原因は除草剤の散布です。

隣地の田んぼの持ち主に 交渉して田地を譲って貰い、そこへ楠・樫・桜・梅・椿など約50種の樹木を植林しました。2004年春のことです。それから14年ご覧のような森になりました。遊歩庭は 防暑ばかりか、台風の時は強風を和らげ、私の憩いの場でもあります。

 

どこへ何を植えたか、樹木の名前を 篆書や金石文を参考にして、屏風に書き込みました。

 

   2017年5月21日(日) 小満 旧暦 4月26日  NO86

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コメント: 2
  • #1

    ひろみ (水曜日, 24 5月 2017 16:53)

    森を作ってしまわれるなんて
    なんてステキなんでしょう!!

  • #2

    きさらぎ (金曜日, 16 6月 2017 18:05)

    植林図の屏風のアイデア素晴らしいですね。何事にも思いつけば即実行という大切さ学ばせていただきいました。温かな心の森、見事です。