
先週日曜日、老人会役員による公民館周辺の
除草作業がありました。
私も今年は輪番で班長が廻ってきたので、参加しましたが、10人程の参加者の中に 同級生のT君がいて、彼は5メートルもある石垣を登って、片手で草刈機を操作していました。
動作も姿勢も50代前半の軽快さです。
毎日顔を合わす同級生が 近くに3人います。みんな元気で日々農作業をしながら、片時もジッとしていない。くよくよしない。いつも明るく笑っている。
そのように当たり前に暮らしている彼らの生活が 健康寿命を伸ばしていることを「テロメア」(NHKクローズアップ現代5月16日)と言う番組が証明してくれました。
元気な幼馴染みを見て、私も続けている生活習慣があります。夜10時に就寝。
朝6時半のラジオ体操の後、犬の散歩を強歩で30分、朝食後その日のレッスンの準備や新聞・雑誌を読む。レッスンを終えて帰ると、午後は好きなことをして過ごします。これが私の日常生活です。
この「テロメラーゼ」を増伸させる研究で エリザベス・ブラックバーン博士が
ノーベル医学・生理学賞を受賞しました。「テロメア」は染色体の端にある赤い部分で、生まれた時、一万五千個あったものが 35歳で六千個、老人になると
二千個に減るそうです。
「テロメア」が減ると 食道、膵臓、口腔、皮膚がんなどが発症しやすく、脳の海馬が縮小して認知症にもなりやすい。
心配性の人や 悲観的な人や ストレスの多い人は この赤い部分が短くなって、がんや老化を早めることになる。「テロメア」の伸び縮みは 即、老化の長短に繋がるわけです。では「テロメア」を伸ばすためにはどうしたら良いか。
研究グループは 4つの提案をしています。
私達が普段から意識せず やっている事ですが、心強い裏付けです。
①有酸素運動(1日30分のウオーキング)
②野菜中心の食事(動脈硬化を防ぐ)
③人とのつながり(孤独はタバコと同じくらい身体に悪い)
④良質な睡眠(7時間以上の)
以上の他、「瞑想」が良いと言う実験結果もあるそうです。
2017年6月5日(月) 芒種 旧暦 5月11日 NO87
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ひろみ (火曜日, 06 6月 2017 11:49)
私④だけできてないです ( ^ω^)・・・