友達を大切に(地元小学校の卒業式に出席して)

今日は春分の日。山では半月前から鶯の初鳴きを聞きましたが、私の家の庭に今朝、始めて飛来。愈々本格的な春の訪れです。

昨日は地元小学校の卒業式に出席しました。児童自らが漉いた(地域のおじさんの指導)用紙に私が揮毫する「卒業証書」も15年目。額に入れられて渡されます。

12月に書いたろうけつ染め作品も式場の壁に飾られて 晴れの門出に花を添えています。

式の後、在校生と地域の来賓が居残ってアーチを作り

花束を渡して送りました。

卒業生の中に 皆の前で発言するのが苦手な子がいました。ところが本人は堂々と振る舞っているように見えます。友達も当たり前にサポートしています。

このクラスは友情が行き渡っている感じです。若い担任の先生も情緒豊かな人で子ども達に友情の絆を築いておられると思いました。

山中伸弥先生の小6の作文が「徹子の部屋」で紹介されていました。「この6年間での一番の収穫は 学問を身に付けたと言う事でなくて人間関係とか、友達の心のふれあいを自分で経験したことだ」と書いています。

IQは小学時代と70代の時とかわらないそうです。小6から中学生の頃に考えていることは 人生の土台を考えていると言うことです。

  2019年3月21日(木)春分 旧暦 2月15日  NO130