穏やかに生きて行こう

新年は穏やかに開けました。何十年ぶりかで凧揚げをして、心がほっこりしました。昔は独楽回し、羽根つき。双六等は正月の風物詩。その頃の暮らしは貧しかったが、気持は豊かで平和だったと思います。

今、世界ではアメリカが イランのソレイマニ司令官を殺害し、世界戦争の火種を作っています。日本の世情も50年前に較べると人情も生活も荒れているようです。

私が日頃から大切にしている「自戒」があります。

それは「寛恕(かんじょ)」(広い心で許すこと)です。心が荒れていると、正確な判断が出来ないし、感動する心が 遠のいてしまいます。物づくりの人間が最も注意しなければならないことです。

今年も鼠の色紙を描いて、近所の人や 友人知人に配りました。喜んで頂けるし同時に 書画一致の修業になるし一石二鳥です。これからも私の「行持」にしたいと思います。

 

2020年(令和2年)1月5日(日)小寒 旧暦12月12日 NO148