肺炎の怖さ

私は 新型コロナウイルスの感染騒動が、起こる少し前2019年11月28日、肺炎で入院しました。パルスオキシメーター(酸素飽和モニター)は94,

血液検査、CT、レントゲン撮影、点滴クラビット500g、抗生物資ミノサイクリン、酸素吸入装置などの一連の処置を受けて、翌日からパルスオキシメーターは95~98を維持しましたが、レントゲン撮影、の結果を見て、退院を言い渡されたのは 一週間後の12月4日でした。

原因は 大量の藁くずを吸い込んだためですが、症状が悪化するまで単なる風邪だと思って、クリニックで薬をもらいましたが、良くならず、鼻水・痰・汗ビッショリで炬燵の中で 意識喪失状態になって寝込んでしまうような有様です。

それでも自然に治るだろうと 安易に自己判断して、信頼のおける病院で診察をうけたのが一週間後、発症してから3週間が経っていました。

肺炎は怖いと思い知った貴重な経験でした。

そして最近また、風邪をひきました。同じような経緯でクリニックの薬を貰いましたが治らず、コロナ禍の時期ですから 別の医療センターでレントゲン撮影とパルスオキシメーターの計測をお願いしました。ドクターは「投薬されている薬は副作用の恐れがあるから飲まないほうがよい、パルスオキシメーターは97,レントゲン撮影も異常なし。ほっとけば治りますよ」と言われ状態が確認できて安心しました。

最近のニュースではコロナの中等症以下の患者は 自宅で療養せよと官邸が決めたと報じられました。肺炎の進行は早く、レントゲンやCTなど専門的な判断は

医療機関まで出向かなければいけません。初等症から中等症の境はありません。

科学に基づかない判断の怖さを 国の指導者は知って貰いたいと思う。

 

 2021年(令和3年)8月7日(土)立秋 旧暦6月29日 NO186