この時期になると 年賀状や色紙書きに忙しくなります。古来から新年の挨拶は「謹賀新年」「賀正」をよく使いましたが、毎度同じ言葉では 書く事に飽きるし、相手にも その祝意は伝わらない。そう思って 私は「めでたい言葉」いわゆる「吉語」を探して書いてきました。
「鶴寿千歳」「瑞気集門」「恭賀新春」「千秋万歳」「富貴尊栄」「敬頌新喜」「開運招福」「家運隆盛」「慶雲昌光」「一福迎壽」「一家和楽」「和気満堂」「笑門来福」「呵々大笑」「草木萌動」「春風百花舞」「春日太平歌」
「慶賀」「寿春」「福寿」「欣躍」「宝船」「若翠」「悦喜」「壽福」「祥雲」「栄壽」「鳳舞」「祥瑞」「酒興」「酒徳」「安穏」「亀鶴」などすでに紹介されている吉語に加え、「楽笑」「猛虎躍進」など無理のない範囲で 造語した語もあります。
ところが、漢語に相当する日本語の吉語が 見当たらないのです。「わらう」「ゆたかに」「ゆったり」「さわやか」「すこやか」「えがお」「おかげさま」「ありがとう」と、私が探し得た数少ない言葉です。
2021年(令和3年)11月22日(月)小雪 旧暦10月18日 NO193
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