
3月1日の「徹子の部屋」を見ていたら、小平奈緒さんが出演していました。
2018年の平昌五輪・スピードスケートで金メダルを取った時、ライバルの李相花(イサンファ)さんを労わる姿が印象的でした。
その後、インタビュー等に答える言葉の中に、
非凡なものを感じています。
1986年生まれの36歳。2022年10月に現役引退して 今は母校信州大学の特任教授。引退後、オランダに2年間在住。
徹子の部屋で「小学生の頃、競技に負けて表彰式をボイコットした時、お母さんから競技会を運営して下さっている人達の事を考えなさい」と諭されて 他への配慮を教えられた話や、ガソリン注入の記録を見て 小平家の経済が裕福でないことを知った話はご両親の健全な子育てがあったのだと思います。
また、半年でオランダ語をマスターしたものの 喋れなかったことは、伝える事柄が無かったからと言う反省は そっくり私たち書人にも当てはまります。筆技は取得したが、作品が書けない。それは伝えるべきメッセージがないからです。
間もなくWBCが始まります。各球団から一流の選手が集まりました。ダルビッシュ有選手や大谷翔平選手など超一流の投球やバッティングのプレーに前のめりになって、見学している風景に道を究める真剣さを感じました。6日の阪神との練習試合で連続本塁打を放った大谷は それだけで人々に力を与えています。
書道にも それだけの力が出せないものかと、いつも思っています。
2023年(令和5年)3月6日(月)啓蟄 旧暦2月15日 NO223
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