2014年

12月

22日

正月飾りを始めました

二至四立(冬至・夏至・立春・立夏・立秋・立冬)を軸に「二十四節気」が定められ、なかでも冬至は、その中心。私の感覚では この日を境に序々に日が長くなって、寒さが和らいでいるように思います。

友人の庭師・蓬庵さんが 正月飾りの盆栽を 持ってきてくれました。軸の話題になって33年前に書いた

軸の縁起を取り出してきました。

背景の軸は 古谷蒼韻先生の万葉集「若乃浦」。

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2014年

12月

07日

小学6年生の ろうけつ染め

地元小学校6年生のろうけつ染めの授業をしました。

今年で9年目です。

一回限りの一発勝負。溶かした蝋を筆につけ、児童が考えた大切な言葉を 好きな書体で書きます。

書き上げた布は 柿渋の液で染めます。1か月程、

置いた後、熱湯で蝋抜きするのです。

この作品は コミュニティーセンターで展示した後、

卒業式の式場に飾ります。

子供達の 一生の宝になるはずです。

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2014年

11月

23日

蘆花浅水荘は扁額の宝庫

滋賀県大津市にある日本画家 山元春挙(1871~1933)の旧別荘を訪ねました。お孫さんの寛昭氏に案内していただきましたが、邸内にある扁額に魅入られてしまいました。古今東西の名品が 並んでいます。

他にも 春挙の遊び心が 柱や障子などに

工夫が凝らされ、その道の専門家にはアイデアの宝庫と言ったところです。


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2014年

11月

07日

調和体作品を書く その1

調和体作品は 全く別の新しい分野の

書芸術です。「漢字」や「仮名」のような

完成されたイメージに 影響されると、

迷路にはいります。従来の臨書や構成など

の勉強方法を 捨てることです。

右は 岡本太郎の言葉を 稲の二番穂

(ひつぢ)で書きました。  

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2014年

10月

24日

調和美を求めて 盆栽と書展

毎年この頃になると、そろそろやろうかと

声を掛け合って 28年がたちました。

盆栽・山中蓬庵 書・松井溪水とその一門

の有志が、気楽な気分で陳列します。

多少 不備があっても、盆栽の山中さんが

バランスをとってくれます。

長年の信頼関係あってこそです。

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2014年

10月

08日

米壽の壁を乗り越えるには

私の街の敬老会には 75歳以上の方が招かれ、

その中で 百歳お一人、米壽18人の方に記念品

と「お祝いのことば」が贈られます。

私が 賞状の揮毫を担当して6年目「溪水さんの

書いた賞状を貰うのが、楽しみ」と街の知り合い

に、声をかけて貰うのが嬉しいです。

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2014年

10月

01日

熊谷守一展を観ました。

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2014年

9月

23日

立原位貫さんの講演を聞きました

日本建築家協会三重地域会が主催した立原位貫さんの

講演「木版画 江戸から現代その変遷を通して見えて

くる日本の創る力」を聴きました。

立原さんとは26年ぶりの再会です。四日市に住んで

おられた時は自宅に伺って、浮世絵、陶芸、書、絵画

などの話しに強く影響を 受けました。

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2014年

9月

08日

稲作り名人の米はうまい

今年は8月末から長雨で お百姓さんたちは

雨天を縫うようにして 稲刈りをしています。

今日は「白露」で「中秋の名月」。きびだんご

と一緒に新米を食べました。

新米はモチモチして美味しい。混じりけなし

の真水を田んぼに入れるのですから当然です

が、稲作り名人の腕がものを言います。

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2014年

8月

25日

私の健康テキスト「貝原益軒・養生訓」

大阪の知人から 毎年頂く年賀状や暑中見舞い状

に添付されている「貝原益軒・養生訓」は今まで

さほど気にかけて いませんでしたがこの頃は

心に染み入るように理解できます。

今年もこのような文章を送って頂きました。

 

 

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2014年

8月

16日

NHKラジオ体操の公開放送に参加しました

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2014年

8月

07日

二十四節気・七十二候を暮らしの中に

今日は立秋。朝5時半に 犬の散歩に行きました。

ひんやりとして、もう秋だなあと思ったのも

束の間、太陽が昇ると 気温はぐんぐん上がって

30度。秋の感じは消えてしまいました。

最近の季節感は 不快感を超えて、恐怖さえ感じます。

 

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2014年

8月

04日

たかが 草履作り されど草履作り

この地区の福祉委員会(民生委員・福祉委員で構成)が主催する

「わら草履作り&料理教室」の催しも ことしで6年目。当地の70%の

子供達が集まりました。

私は チビッ子チーム(幼児~小3)を担当しました。

 

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2014年

7月

22日

57年後の後輩の皆さんへ

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2014年

7月

04日

プチ・溪水美術館・S邸

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2014年

6月

29日

炎暑を凌ぐ 我が家の工夫

私の家に クーラーを設置したのは2007年
8月のこと。その頃から 日本の気象は変わってきました。

地球規模で変化する気象に 異を唱えても

どうする事も出来ません。小さな庶民の 

我が家の抵抗は 出来るだけ住まいを

涼しくすることでした。

1、家の周りに 樹木を植える。

2、井戸水を利用して 蹲(つくばい)に水を流す。

3、爽涼感のある物を 目につくところに飾る。 

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2014年

6月

21日

プチ・溪水美術館・K邸

K君は私の幼馴染み、互いの家を訪ね逢っています。
K君も 夫人も暮らし方の センスが良くて

訪問の際に ホットしたものを、感じます。

K君夫妻は 長年にわたって、私の作品を

収集展示して くれているのです。

その数、10点以上。

「プチ・溪水美術館」と名づける所以です。

襖には K君の趣味の謡曲「老松」を書きました。

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2014年

6月

12日

草刈をしました。

4日の揮毫の疲れが治って 今日は草刈です。
早春から今頃までは 草刈コードという紐で 

草を千切るように、除草します。しかし、

次の除草は チップソー(円形の のこぎり)で

ないと草が硬くなっているから切れないですね。

百姓をしている友達から 当初、「へっぴり腰」

と冷やかされましたが、今は 要領を覚え、

楽になりました。筆の扱いも同じです。

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2014年

6月

06日

大きな欅の板に「校歌」を書きました

母校の校歌を 欅の板に書きました。
読み易く 調和体のような作品に 仕上げようと思いました。

その為に 「良寛」の書体を選定、集字しました。

実寸大の紙に 原稿を書き いよいよ本番です。

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2014年

5月

21日

テーマを決めて創る

適当に テーマを決めて仲間と共に、書で表現する試みをしました。過去に書き溜めていた 作品を整理して並べてみました。
改めて気が付くことは その都度ひらめく感性は紙上に残さなければ、泡のように消えていたものです。

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2014年

5月

05日

四十三年ぶりの再会

私が30歳まで 勤めていた「国鉄」の元同僚四人が、我が家を訪ねてくれました。宿舎に場所を変えて、酒を酌み交わしながら長時間話し合いました。
中の一人 Mさんは、百姓をしながら、読書もする。

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