2015年

12月

22日

恩師がつけてくれた読書習慣

私は子供時代、本を読むのが遅くて、読解力も低かった。それが中学校に入って、恩師S先生

に 出会って、本を読む習慣が身についたようです。

始め先生は 子供達にご自分の推薦した本を勧め、感想文を書かせる。中学生の私には苦痛だったが、お蔭で今も読書習慣は続いています

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2015年

12月

07日

私の年賀状づくり

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2015年

11月

23日

幼児の書く字は 下手か?

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2015年

11月

08日

小学1年生 縄をなう

地元小学校の要請で 工作用の縄を作る「縄綯い」の指導をしました。

以前「藁草履作り」で「師匠」役をした仲間たち5人が先生役です。

9時半に始めて、1時間過ぎても止めようとしない。余程 手仕事が面白いようです。縄綯いのコツを短時間で3分の1の子供が 掴んだのは驚きでした。


私は自分の体験上、書作の発想の源は 子供の頃の遊びや家業(炭焼き)の手伝いにあったと 思っています。70年前の農山村の家々は 仕事に使う道具は

自家製でした。わら細工(むしろ・俵・草履等)の基本は「縄綯い」です。

遊びも家業の手伝いも 創意工夫が共通点。「いい勘考はないか」といつも

考えていました。その延長線上に私の書業が あったように思っています。

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2015年

10月

31日

「盆栽と書展」開催 10・31~11・1

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2015年

10月

24日

菜根譚と木簡・残紙


菜根譚 136章

部下に対する心得は「功績と過失をあいまいにしてはならぬ。それを混ぜてしまうと、人は惰堕の心を懐いてしまう、つまり やる気を失ってしまう。」(1984年日展出品・落選)

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2015年

10月

08日

10歳になったあなたへ

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2015年

9月

23日

池大雅に魅せられて

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2015年

9月

08日

オリンピック・エンブレムと芹沢銈介

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2015年

8月

24日

天災は忘れた頃に必ずやって来る

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2015年

8月

09日

何故 夏休みの川に 子供がいない?

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2015年

7月

24日

書家が書家でなくなる岐路

檀家寺の本堂修復を記念して、私の作品を奉納

させて貰うことになりました。

ご住職と相談して 字句を決め準備しました。

創作のイメージに使ったのは「三輪田米山」

(1821~1908)愛媛県松山市の神主さんです。

昔、師匠が好んで書いた古典です。

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2015年

7月

07日

我が家の七夕まつり

近くの竹林から 笹を伐って担いできたら、

出会う人が異口同音に「七夕ですか?」とニコニコ顔で 問うてきます。今では幼稚園や小学低学年以外では 余り七夕飾りをしないようですが、我が家では 恒例の行事です。

笹の緑や周囲の緑は いろ紙の原色とよく似合います。短冊には家人が それぞれの願いを

書きました。

万葉集や徒然草の記述を見ると、古代日本人の暮らし方は「艶めかしけれ」と しっとりした情趣の中で 浸っていたことが、解ります。

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2015年

6月

22日

円空・木喰展を見て

「河井寛次郎記念館」で木喰を知り、円空は自宅書架にある図録で知っている程度の知識でした。


名古屋松坂屋美術館で円空・木喰展を見ました。

7月12日まで

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2015年

6月

05日

「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」は人の生きる規範

5月中旬、ラジオで紹介されて この本を注文

したが、在庫なし。月末にやっと入手した。


この大統領は 南米ウルグアイのムヒカさん、

国民は親しみを込めて「ペペ」と呼ぶ。

2012年、ブラジルのリオデジャネイロで 開かれた国際会議で行った演説を意訳して絵本仕立にしたこの本は 在庫切れになるほど、人々に

感動をもって読まれています。

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2015年

5月

21日

良寛を臨書 調和体の宝庫だと改めて思う

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2015年

5月

06日

雪舟を模写して 筋トレしました

雪舟等楊(1420~1506?)は遣明船で中国に渡り 南宋時代の水墨画を勉強しました。(48歳)

明の皇帝や宮廷画家から高い評価を受け、「天童第1座」・「日本画聖僧」の称号を受けて帰国しました。

そして今、中国の画家は「雪舟シンポジウム」を開いて 雪舟を学んでいます。

私はゴールデンウイークを利用して 雪舟を模写しようと試みました。書の描写力を 高めるための筋トレ

です。

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2015年

4月

19日

弘法大師(空海)のこと

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2015年

4月

05日

鶏足山野登寺の庫裡の襖に 書画競演

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2015年

3月

24日

書と染展 開催中(松井溪水&染工房わらべ)

染め工房の友人二人とのコラボレーション

です。私が蝋で書いた布を 柿渋と藍で

染めた暖簾など、20数点と小規模です。

近在の知人のみに お知らせしました。

遠方の友人の皆様には 写真での紹介で

お許し下さい。

時 2015年3月24日~28日(土)

   9:00~17:00

所:喫茶cozy-cozy

                   亀山市栄町1485-1

                   TEL 0595-84-0054

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2015年

3月

21日

卒業証書を揮毫して11年

昨日は地元小学校の卒業式。

ろうけつ染めなどの 教育ボランティアで出向しているので「デカ書講師」の肩書で招待されました。

校長先生から 卒業証書を受け取る時に、将来の抱負を述べます。

中学校生活の決意を 言う子、家業を手伝うと

宣言する子など様々です。

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2015年

3月

04日

子供の書に学ぶ

小学生の書の指導は 10年近くボランティアで行っていますが、園児の筆遊びは2年前から

始めました。子供が作った俳句を筆文字で書く

試みです。

タテマエでは「指導」と言っていますがホンネ

は子供達の「自由な書」の秘密を盗みに行っているのです。


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2015年

2月

19日

「相田みつを」 と「正法眼蔵随聞記」

今日は旧正月、冷たい雨が降っています。

2月15日のNHK「日曜美術館」で相田みつを

(1924~1991)を見ました。

テレビを置かなかった10年間の空白を除いて

「日曜美術館」は私の美術勉強の場。みつを作品の裏には 膨大な詩稿や記述があり、そこから 詩句が紡ぎ出されているのを知りました。

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2015年

2月

04日

こんな古典を勉強しました

「貴方は どんな古典が好きですか?どんな勉強をしましたか?」と言う質問をよく受けます。

余り考えたことは有りませんでしたが、改めて昔の資料を調べて見ると、多岐にわたって 勉強していました。

最近、何十年ぶりかで「良寛」を臨書したら、全く気づかなかった魅力を 発見出来ました。

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2015年

1月

20日

九歳の児童が書く書には 神秘性がある

なんと自由なのだろうか。

筆で書く経験が浅い小学3年生は 知識も体験も皆無に等しい。そんな子供達が作品を創る

現場に立ち会っていると、50年以上も書に

携わっている私は たくさんの物を修得したが

また、失ってしまっている物も多いと気づきました。

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2015年

1月

06日

年末年始の筆墨三昧

明けましておめでとうございます。

年末から年始にかけての半月は 色紙書き

以前から頼まれていた お寺の庫裡の襖の作品作りに明け暮れました。

150×52㎝の用紙に3セット12枚書く。

色紙は例年のことですが、世話になった近所の人に差し上げます。


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