2015年
11月
08日
日
小学1年生 縄をなう
地元小学校の要請で 工作用の縄を作る「縄綯い」の指導をしました。
以前「藁草履作り」で「師匠」役をした仲間たち5人が先生役です。
9時半に始めて、1時間過ぎても止めようとしない。余程 手仕事が面白いようです。縄綯いのコツを短時間で3分の1の子供が 掴んだのは驚きでした。
私は自分の体験上、書作の発想の源は 子供の頃の遊びや家業(炭焼き)の手伝いにあったと 思っています。70年前の農山村の家々は 仕事に使う道具は
自家製でした。わら細工(むしろ・俵・草履等)の基本は「縄綯い」です。
遊びも家業の手伝いも 創意工夫が共通点。「いい勘考はないか」といつも
考えていました。その延長線上に私の書業が あったように思っています。
2015年
10月
24日
土
菜根譚と木簡・残紙

菜根譚 136章
部下に対する心得は「功績と過失をあいまいにしてはならぬ。それを混ぜてしまうと、人は惰堕の心を懐いてしまう、つまり やる気を失ってしまう。」(1984年日展出品・落選)
2015年
6月
05日
金
「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」は人の生きる規範

5月中旬、ラジオで紹介されて この本を注文
したが、在庫なし。月末にやっと入手した。
この大統領は 南米ウルグアイのムヒカさん、
国民は親しみを込めて「ペペ」と呼ぶ。
2012年、ブラジルのリオデジャネイロで 開かれた国際会議で行った演説を意訳して絵本仕立にしたこの本は 在庫切れになるほど、人々に
感動をもって読まれています。
2015年
3月
21日
土
卒業証書を揮毫して11年

昨日は地元小学校の卒業式。
ろうけつ染めなどの 教育ボランティアで出向しているので「デカ書講師」の肩書で招待されました。
校長先生から 卒業証書を受け取る時に、将来の抱負を述べます。
中学校生活の決意を 言う子、家業を手伝うと
宣言する子など様々です。
2015年
2月
19日
木
「相田みつを」 と「正法眼蔵随聞記」

今日は旧正月、冷たい雨が降っています。
2月15日のNHK「日曜美術館」で相田みつを
(1924~1991)を見ました。
テレビを置かなかった10年間の空白を除いて
「日曜美術館」は私の美術勉強の場。みつを作品の裏には 膨大な詩稿や記述があり、そこから 詩句が紡ぎ出されているのを知りました。