2017年

7月

23日

棟方志功とシンギュラリティ

棟方志功(1903~1975)を知ったのは1960年ごろ、倉敷の「大原美術館」です。1970年に文化勲章を受賞してからは、各地で展覧会が開かれ、棟方板画の

ファンが増えました。

平櫛田中が棟方を「自然人で赤ん坊のような人」と評するように 無心に想いをぶつけるような板画です。

三重県菰野の文化財団「パラミタミュージアム」で

棟方志功の天真爛漫な空気に浸ってきました。同館収蔵の「京都北白川の山口繁太郎の装飾画」はまるで幼児の落書きです。しかし、私は自然の森の中でくつろいだ気持ちでした。

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2017年

7月

07日

七夕まつりの日に思うこと

今日は 七夕まつり。七夕飾りは我が家の恒例の行事です。私は 10枚ほどの紙を渡されて、願い事と感謝の言葉を書きました。家族の平安を願う事はいつもの通りですが、台風3号で被災された福岡の人々が「これ以上、辛い思いをしませんように」と「国のリーダーが正しい政治をしてくれますように」と書きました。

1974年(昭和49年)7月25日、亀山も未曾有の

豪雨に見舞われ、陸の孤島になりました。私達は

「四九災」(しくさい)と称して、記憶を共有しています。

国の行く末は これで良いのだろうか? 余りにも遠くて手の届かないもどかしさにやきもきしています。「こんなことも解らないのだろうか?」と中学生の時に教わった「瓜田李下」(かでんりか)「李の下で冠を被りなおすな、疑われることをするな」私の骨身に浸み込んだこの言葉を 雲の上の人に届けたいと思います。

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2017年

6月

21日

臨機応変ー咄嗟の判断

今日は久しぶりの雨。田んぼの水も少なくなっていたから、恵みの雨です。今までは梅雨期と言うのに カラリと晴れた日が続きました。

揮毫する場合、湿気がなくて、2~3日何の

予定もない時が最適です。

あらかじめ用意してあった語句から 気持に

引っかかったものから書いていきます。

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2017年

6月

05日

私の健康法と「テロメア」

先週日曜日、老人会役員による公民館周辺の

除草作業がありました。

私も今年は輪番で班長が廻ってきたので、参加しましたが、10人程の参加者の中に 同級生の君がいて、彼は5メートルもある石垣を登って、片手で草刈機を操作していました。

動作も姿勢も50代前半の軽快さです。

毎日顔を合わす同級生が 近くに3人います。みんな元気で日々農作業をしながら、片時もジッとしていない。くよくよしない。いつも明るく笑っている。

そのように当たり前に暮らしている彼らの生活が 健康寿命を伸ばしていることを「テロメア」(NHKクローズアップ現代5月16日)と言う番組が証明してくれました。

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2017年

5月

23日

我が「遊歩庭」

左は 我が「遊歩庭」に植林した記録を屏風仕立てにしたものです。

樹木が成長すると 解らなくなりますから、このような形で 覚えにしたのです。

今日の気温は 前日に続き、30度を超す夏日になりました。地球温暖化が言われて久しいですが、我が家にエアコンを入れたのは2007年

夏です。それまでは 日中の猛暑を凌げば、

朝夕の涼風で夏の気分が味わえていました。ところが、近年はこの里山でさえ、熱帯化の波が押し寄せて来ています。

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2017年

5月

05日

調和体を書く(わたしの母ちゃん・・・) その5

「わたしの母ちゃんバカかあちゃん」と言う作文は元NHKアナウンサーの相川浩さんの著書「ユーモアのすすめ」に紹介されています。

作文の主は、日光の小学校に通う女の子。

相川浩さんに住所を教えて貰って手紙を書きました。この作品を書いた1988年当時は女の子は 高校3年生でしたから、今は40代後半の立派な「バカかあちゃん」になっておられることでしょう。

家族みんなが 失敗ばかりする家でありながら、深い信頼と愛情に包まれています。

陽気な「バカ母ちゃん」っていいですね。

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2017年

5月

05日

ふるさとの秘境で憩う

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2017年

4月

04日

わが故郷は百花繚乱なり

我が家の南の廊下から 居ながらにして花見が出来ます。4日現在まだ一分咲きですが、毎年近所の人が集まって花見会が開かれます。

茶業をやめた隣の人が更地にして、雑木を植える計画を知り、私は桜を植えさせて貰えないかと交渉して、

快諾を得ました。2009年(平成21年)3月のことです。当時、国から「定額給付金」が支給され、わが家への支給分4万4千円を桜の苗11本分の代金に充てました。

公園の名前は地主の4人のお孫さんの名前からとって

「真也乃里」(まやのさと)と命名。8年経つと枝を張り、立派な木に成長しました。

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2017年

3月

20日

垣根作りと作品作りは一緒

1月15日の大雪は屋根瓦を落とし、野菜ハウスを潰し、垣根はボロボロになりました。

私は友人の竹林から孟宗竹を貰い、2週間

かけて垣根を完成しました。

業者に頼めば、もっと早く綺麗に出来る筈ですが、手作りにこだわりました。

大まかな設計図は書いたのですが、図面通り出来ません。大雑把な仕事です。

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2017年

3月

05日

「惻隠の情」(そくいんのじょう)から学ぶこと

「惻隠の情」は武士道精神の一つ。

孟子も「惻隠之心 仁之端也」(他に対して哀れみ、いたむ心は 人として最高の徳である)と

言っています。

 

3月3日 石原慎太郎元東京都知事の記者会見を

視て悲しくなりました。弟の裕次郎と共に石原兄弟は私達の世代の憧れのヒーロー。慎太郎氏の「太陽の季節」は日本人の性のモラルを一変させる事件だったし、政界に転身してからも「青嵐会」の仲間と当時の権力者に 立ち向かう姿は恰好良かった。

しかし、記者会見で「豊洲市場への移転を決めた責任はあるが、行政、議会みんなで決めたのだから、私一人の責任ではない」と言ったのです。

かってのヒーローの言葉とは思えませんでした。

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2017年

2月

19日

鳩摩羅什(くまらじゅう)とはどんな人?

「鳩摩羅什」(著者立松和平・横松心平)は

10年前に この名前と経歴を知って関心を

持っていましたが、立松和平さんが亡くなって

子息の心平氏が書き継ぐと言う共著の形で、

先月末出版されました。

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2017年

2月

04日

小学生6年生のろうけつ染め作品

今日は立春。名前通り春を感じさせる気持ちの良い日です。西の田んぼでは耕運機が田を鋤き、私の庭では 蕗の薹が顔を出しました。身体も心もウキウキするシーズンに入りました。

昨年12月に地元小学校6年の「ろうけつ染め」教室をしました。

 

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2017年

1月

20日

小学校3年生の平気

1月15日から降り続いた雪は それから3日間

車の出口を塞ぎ、18日(水)地元小学校3年生の「デカ書道」の日、除雪してやっと外に出ました。

 

自分が書きたい言葉を 好みの書体で半切大の紙

に一枚限定で書きます。

 

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2017年

1月

06日

酉年がスタートしました

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